かしらん

かしらん 〔「か知らぬ 」の転 。近世江戸語以降の語 〕一 （副助 ）意味 用法は 「かしら 1 」に同じ 。「あの人はどこ ―へ行ってしまいました 」「毎日商 （あきねえ ）から帰りにはの ，何 ―竹の皮へ買つて来ての 」〈滑稽本 浮世風呂 2 〉二 （終助 ）意味 用法は 「かしら 2 」に同じ 。「どこへ行ったの ―」「バスにしよう ―」「あれでもすむこと ―」〈滑稽本 浮世床 初 〉〔江戸語では男女ともに話し言葉として用いたが ，現代語では主として女性に用いられる 。また ，現代語では 「かしら 」の形が一般に用いられる 〕 →かしら （副助 終助 ）