こそあれ
こそあれ (連語 )「こそかくあれ 」「こそ多くあれ 」などの 「こそ 」の下に来る語句を略した形 。しかじかありと一応肯定しておいて ,下に反対の意味の事柄を導く 。「今 ―我も昔は男山さかゆく時もありこしものを 」〈古今和歌集 雑上 〉「月日も ―,なかなかこの御有様をはるかに見奉るも身の程くちをしう覚ゆ 」〈源氏物語 澪標 〉