ずて
ずて (連語 )〔打ち消しの助動詞 「ず 」に接続助詞 「て 」の付いたもの 〕打ち消しの意の中止法または連用修飾語として用いられる 。…ないで 。ずに 。ずして 。「しのは ―我が越え行けば木の葉知りけむ 」〈万葉集 291 〉「鳴く鹿の目には見え ―音のさやけさ 」〈古今和歌集 秋上 〉〔上代から中古へかけて和歌に多く用いられた 〕