せば
せば (連語 )〔過去の助動詞 「き 」の未然形 「せ 」に接続助詞 「ば 」の付いたもの 〕事実でないことを仮定していうのに用いる 。…たならば 。…たとしたら 。「世の中にたえて桜のなかり ―春の心はのどけからまし 」〈古今和歌集 春上 〉〔「せば 」の 「せ 」をサ変動詞 「す 」の未然形 「せ 」の一用法とする説もある 〕