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Sanseido Dictionary

てから

てから 連語 接続助詞 に格助詞 から の付いたもの 。上に来る語によっては でから となる 。近世以降の語 〕動詞の連用形に付いて ,全体で一つの接続助詞のように用いられる 。「…から後 」の意を表す 。少したっ ,彼も出ていった 降りる方がすんでからお乗り下さい 逆接の意を表す 。…ても 。…たところで 。請出して其の後 ,囲うて置か内へ入るるにし ,そなたは何と成ことぞ 浄瑠璃 心中天網島 余所の銀 かね 盗むにこそ ,知れ 大事ない 浄瑠璃 男作五雁金 「…たりして 」の意を表す 。そんなに涙をこぼし ,何ぞ別にくやしいことでもあつたのかえ 人情本 春色英対暖語 の意の てから は ,格助詞 を伴って ,向こうに着い が心配だ などのようにも用いられる 。このような場合の から は ,格助詞からややその用法が転じているので ,準体助詞とすることがある 。から 2 (準体助 )