アッバース朝
アッバースちょう ―てう 【アッバース 朝 】イラクを中心に西アジアを支配したイスラム王朝 (750 〜1258 )。アブル =アッバース (‘Abbās )がウマイヤ朝を倒して成立 。二代カリフ以後 ,バグダッドを首都とし ,ムスリム間の平等を実現させ ,東西文明を融合してイスラム文化の黄金時代を現出した 。狭義には ,イスラム法の理念が実現したことでイスラム帝国と称される 。のち ,フラグの率いるモンゴル軍に滅ぼされた 。東カリフ国 。