コンプトン効果
コンプトン こうか ―かうくわ 6 【コンプトン 効果 】X 線が物質中で散乱されると ,散乱された X 線の一部にもとの X 線よりも波長の長いものが現れる現象 。X 線の光子と電子の粒子的な衝突の結果と考えることができ ,光の粒子性を示す重要な実験的証拠 。理論的には ,ディラックの相対論的な電子論を用いて仁科 -クラインが計算し ,実験とよく一致することを示した 。