ジュールトムソン効果
ジュール トムソンこうか ―かうくわ 【ジュールトムソン 効果 】圧縮気体を細孔からゆっくりと噴出させる際に ,気体が温度変化を示す現象 。理想気体では温度変化がないが ,実際の気体は ,圧力で決まる特定の温度以上では温度上昇を示し ,それ以下では温度降下を示す 。気体を冷却 液化する時に利用される 。ジュールとトムソン (物理学者ケルビン卿の本名 )が1861年に実験で確認した 。