ピック病
ピックびょう ―びやう 0 【ピック病 】退行変性疾患の一 。前頭葉 ,側頭葉 ,頭頂など ,脳葉が限局的に萎縮 (いしゆく )する 。人格障害 ,認知障害 ,言語障害 ,感情障害 ,行動異常 ,判断力障害などがみられる 。50 歳代に好発し ,若年性認知症の原因疾患のひとつとされる 。〔チェコの精神科医ピック (Arnold P. Pick [1851 〜1924 ])が 1898 年に初めて症例を報告したことから 〕 →若年性認知症