一向式
いっこう しき ―かう ―【一向式 】〔「一向 」を強めていう語 〕一 (副 )全く 。全然 。「それは ―,箸にも棒にもかからねえのだ 」〈滑稽本 四十八癖 〉二 (形動 )物事が全く一つの傾向にあるさま 。まるっきりの 。「儒者といふ奴は余程博識 (ものしり )な者だと思つたら ―なとんちきだぜ 」〈滑稽本 浮世床 初 〉