三五
さんご 1 【三五 】① (三と五の積から )一五のこと 。十五夜 。一五歳 。「明けて ―の春秋を 」〈浄瑠璃 孕常盤 〉(揚げ代が一五匁であったことから )囲い女郎 。「―に義理をはりま潟 」〈浄瑠璃 傾城酒吞童子 〉② 〔長さが三尺五寸あることから 〕琵琶 (びわ )の異名 。③ あちらに三つこちらに五つとかたまってあること 。「江に臨む楼台 ―」〈思草 信綱 〉④ 「三皇五帝 」の略 。