三冊子
さんぞうし さんざうし 【三冊子 】俳諧論書 。三冊 。1702年成立 ,1776年刊 。服部土芳 (とほう )著 。「白冊子 」「赤冊子 」「忘水 (わすれみず )(黒冊子 )」の三部から成る 。俳諧の起源 式法や俳諧作者の心構え ,また ,不易 流行 軽み 付合論などを論ずる 。「去来抄 」とともに ,芭蕉晩年の俳諧観 芸術観を知るうえで重要 。