Sanseido Dictionary
不知火
しらぬい ―ひ 0 2 【不 知 火 】夜間の海上に多くの光が点在し ,ゆらめいて見える現象 。九州の八代 (やつしろ )海 有明海で見られるものが有名 。干潟の冷えた水面と大気との間にできる温度差によって ,遠くの少数の漁火 (いさりび )が無数の影像を作る ,異常屈折現象とする説が有力 。しらぬひ 。季 秋 〔景行天皇が肥の国を討伐した際 ,暗夜の海上に正体不明の火が無数に現れたという故事がある 〕
不知火
しらぬひ 【不 知 火 】 →しらぬい (不知火 )