Sanseido Dictionary
中間
ちゅうかん 0 【中間 】① 二つの物のほぼまんなか 。また ,二つの物の間 。「 A 駅と B 駅の ―に新駅を設ける 」「生産者と消費者の ―にある流通機構 」② 物事の程度 性質などが極端でないこと 。どちらにも片寄らないこと 。「―をとる 」「―派 」③ 物事が進行している途中 。「―発表 」
中間
ちゅうげん 0 【中間 】一 (名 )① 二つの物事のあいだ 。あいだ 。ちゅうかん 。「彼の両国の ―に舎衛国有り 」〈今昔物語集 5 〉② 〘仏 〙 二つのものの間 。有と無の間 ,前仏と後仏の間など 。 →中間禅 →二仏 (にぶつ )中間 ③ (「仲間 」とも書く )武家の奉公人の一部をさす呼称 。その起源は鎌倉時代にさかのぼるが ,近世に入ると足軽 小者の中間に位置する雑卒として幕府 諸藩の職制に組み込まれ ,城門の警固や行列の供回りなどに使役された 。中間男 。二 (形動ナリ )中途半端なさま 。どっちつかず 。「いと事の外なることどもの ,もし聞えあらば ―になりぬべき身なめり 」〈源氏物語 真木柱 〉
中間
ちゅうま 0 【中間 】「中京間 (ちゆうきようま )」の略 。
中間
なかあい ―あひ 【中 間 】① なかほど 。ちゅうかん 。「愛宕と比叡の山との ―にもあれ 」〈堤中納言物語 よしなしごと 〉② あいだがら 。なからい 。「法華に阿弥陀も隔てぬ ―」〈歌舞伎 連獅子 〉
中間
なかま 【中間 】福岡県北部 ,遠賀 (おんが )川下流域の市 。筑豊炭田とともに発展 ,現在は宅地化が進む 。垣生 (はぶ )公園は桜の名所で ,園内に羅漢百穴と呼ばれる古墳群がある 。