二千石
じせんせき 【二千石 】狂言の一 。太郎冠者 (かじや )が都で流行している二千石の謡を謡うと ,主は我が家に由緒のある謡をみだりに謡ったとして斬ろうとするが ,その手許 (てもと )が亡き大殿様とそっくりだといわれて許す 。
にせんせき 0 【二千石 】〔「漢書百官表上 」より 。中国 ,漢代 ,郡の太守の禄が二千石であったので 〕地方長官の異名 。じせんせき 。