伊勢三郎
いせのさぶろう ―さぶらう 【伊勢三郎 】① [?〜1185 ]鎌倉初期の武将 。名は義盛 。源義経の臣 。屋島 壇ノ浦の戦いに武功を立てた 。のち伊勢に帰り ,守護の首藤経俊を攻めたが ,鈴鹿山に追われて自刃 。いせのさむろう 。② 新歌舞伎十八番の一 。「莩 (みばえ )源氏陸奥日記 」の通称 。河竹黙阿弥 (もくあみ )作 。伊勢三郎と源義経との対面を描いた活歴物 。