佐藤直方
さとう なおかた ―なほかた 【佐藤直方 】[1650 〜1719 ]江戸中期の儒学者 。備後福山の人 。山崎闇斎に学んだが ,師説に異を唱えて破門 。のち福山藩 厩橋 (前橋 )藩に仕える 。朱子学を基礎として封建道徳を絶対のものとし ,赤穂浪士の行為も義理に背くものとして退けた 。著 「韞蔵録 」「排釈録 」など 。