円本
えんぽん ゑん ― 0 【円本 】昭和初期 ,定価一冊一円で発売された全集物 。1926年 (大正15 )改造社版 「現代日本文学全集 」に始まる 。その質に比して廉価であったため ,異常な売れ行きを示し ,各社の企画が続出して ,文芸 出版界の大衆化の一時期を画すものとなった 。