労労じ
ろうろう じ らうらうじ 【労労じ 】(形シク )〔「ろうろうし 」とも 〕① 心配りがゆき届いている 。心深くすぐれている 。知性的である 。「心の聡く ―じき事限りなし 」〈宇津保物語 忠こそ 〉② 知性美を備えている 。気高く美しい 。洗練された美しさがある 。「御簾のうちうらめしげに見やりたる尻目も ,―じく愛敬づき 」〈堤中納言物語 逢坂 〉 →りょうりょうじ