北国廻船
ほっこく かいせん ほく ―くわい ― 5 【北国 廻 船 】江戸時代の蝦夷 (えぞ )地 (北海道 )を含む日本海地域と上方 (かみがた )を日本海航路によって往復した輸送船 。北前船とも称した 。船主が同時に荷主である買積みの場合が多く ,加賀 能登の諸港を本拠とし ,秋のはじめ海産物 (俵物 )を積んで上方へ向かい ,翌年の春に酒 塩 綿布にかえて北帰するのを常とした 。