厄払い
やくはらい ―はらひ 3 【厄払い 】(名 )スル 〔「やくばらい 」とも 〕① 神仏に祈ったりして災いを取り除いてもらうこと 。② 門付 (かどづけ )の一 。近世 ,節分や大晦日の夜 ,市中を回り ,戸毎に厄払いの祝言などを唱えて銭を乞うもの 。季 冬 「声よきも頼もし気也 ―」太祇 ③ つらねの一種 。世話狂言で用いられる美文調で掛け詞の多い ,節よく言い回すせりふ 。お嬢吉三の 「月も朧 (おぼろ )に白魚の …」は代表的な例 。