反り

かえり かへり 【反 り 】〔「かえり （返 ）」と同源 〕一 3 （名 ）① うらがえること 。くつがえること 。② →反 （かえ ）り角 （づの ） に同じ 。二 （接尾 ）助数詞 。数や数の不定を表す和語に付いて ，回数を表すのに用いる 。たび 。回 。「いまひと ―われにいひて聞かせよ 」〈更級日記 〉

反り

そり 2 【反り 】① そっていること 。曲がっていること 。「板の ―」② 太刀 刀などの刀身の湾曲 。また ，切っ先と棟区 （むねまち ）を結ぶ線と棟とがなす最大距離 。 →太刀 ③ 相撲で ，相手の脇 （わき ）の下などに頭を入れて自分の体をそらせ ，相手を自分の後ろに倒す技 。いぞり たすきぞり 掛けぞりなど 。④ 弦を張らない弓の湾曲 。「つるなれぬあらきの弓の ―高み 」〈新撰六帖題和歌 5 〉