古文尚書
こぶんしょうしょ こぶんしやうしよ 【古文尚書 】「書経 」の異本 。五八編 。前漢時代に孔子の家の壁中から発見されたといわれ ,春秋戦国時代に通用した古い文字で書かれている 。当時のテキスト 「今文尚書 」にはないもの二五編 (原形では一六編 )を含んでいた 。一旦は亡失したが ,東晋に至って再び献上するものがあり ,経典の中に加えられた 。現在では後世の偽作とされている 。 →書経