名対面
なだいめん 2 【名対面 】① 宮中で ,宿直 (とのい )の官人や滝口の武士が ,夜の一定の時刻 (多く亥 (い )の刻 )に点呼をうけて氏名を名乗ること 。名謁 (みようえつ )。宿直奏 (とのいもうし )。問籍 (もんじやく )。② 戦場で互いに名乗りあうこと 。「互いに ―して散々に射る 。死ぬる者もあり 」〈源平盛衰記 41 〉