名残の袖
なごり のそで 【《名残 》の袖 】別れの悲しさにあふれる涙でぬれた袖 。別離の心残りを惜しむたとえ 。名残の袂 (たもと )。「別れけむ ―もかわかぬに置きやそふらむ秋の夕露 」〈新古今和歌集 哀傷 〉