名物裂
めいぶつ ぎれ 0 【名物 裂 ・名物切 】鎌倉時代から江戸中期にかけて渡来し ,茶器などの袋や出し帛紗 (ふくさ )として珍重されて ,特定の名で呼ばれるきれ 。主として中国の宋 元 明 清代の絹織物で ,南蛮渡来の木綿織物なども含まれる 。金襴 緞子 (どんす )間道 (かんとう )錦 唐桟 (とうざん )更紗 (サラサ )など 。輸入の時代によって ,古渡り 中渡り 今渡りなどに分ける 。