唯名論
ゆいめいろん 3 【唯名論 】〔 nominalism 〕〘哲 〙中世スコラ哲学の普遍論争における考え方の一 。概念的思惟の対象たる普遍を個物に先立つ実在とみる実念論に対して ,個物こそが実在であり普遍とは単に物のあとにある名称にすぎないとする 。近世哲学の先駆となる 。代表者はオッカムなど 。ノミナリズム 。名目論 。