夜の寝覚
よるのねざめ 【夜の寝覚 】物語 。五巻または三巻 。菅原孝標女 (すがわらのたかすえのむすめ )作と伝えるが未詳 。一一世紀後半の成立 。中君と中納言の数奇な恋愛を描き ,細かい心理描写に特色がある 。源氏物語の影響が強い 。現存本は欠巻がある 。夜半 (よわ )の寝覚 。寝覚 。