大伴旅人
おおとも のたびと おほとも ―【大伴旅人 】[665 〜731 ]奈良前期の歌人 。安麻呂の長男 。家持の父 。728年頃大宰帥 (だざいのそつ )として下向 ,二年後大納言となり帰京 。万葉集所収の歌は ,主に大宰帥在任中のもので ,山上憶良らと歌壇を形成した 。率直な抒情的歌風で知られ ,道教的思想の影響を受けたものも多い 。