天地の袋
あめつち のふくろ 【天 地 の袋 】女子が新年を祝って縫う袋 。幸福を中に入れて ,逃がさないように上下とも縫い合わせる 。「―の数し多かれば ,思ふことなき今日にもあるかな 」〈一条大納言家歌合 長元二 〉〔平安時代の年頭の言寿歌 (ことほぎうた )「天地を袋に縫ひて幸を入れて持たれば思ふことなし 」による 〕