太平記
たいへいき 【太平記 】軍記物語 。四〇巻 。小島法師の作との説がある 。何度か補正を経て ,1371年頃成立か 。後醍醐天皇の討幕計画から ,建武の中興 南北朝内乱に至る変革期の歴史過程を ,南朝側の立場から流麗な和漢混交文で生き生きと描く 。太平記読みなどで後世に与えた影響は大きい 。