Sanseido Dictionary
如く
ごとく 【如 く 】(助動 )〔助動詞 「ごとし 」の連用形から 。現代語で ,ややかたい文章語的な言い方として用いられる 〕活用語の連体形や体言 ,またそれらに助詞 「の 」「が 」の付いたものに接続して ,「…のように 」「…のようで 」などの意を表す 。「お師匠様の円満微妙な色白の顔がにぶい明りの中に来迎仏の ごとく 浮かんだ 」
如く
し く 0 【如 く ・若 く ・及 く 】(動 カ 五 [四 ])① 匹敵する 。かなう 。およぶ 。多く打ち消しの語を伴って用いる 。「逃げるに ―かず 」「明媚争 (いかで )か画も ―かん 」〈金色夜叉 紅葉 〉② 追いつく 。「黄泉 (よもつくに )に入りまして ,―きて共に語る 」〈日本書紀 神代上訓 〉 →おいしく →いしく