Sanseido Dictionary
如在
じょさい 0 【如 在 ・如才 】一 (名 形動 )文 ナリ 気を遣わずに ,いい加減にすること 。十分な配慮をせず ,手抜かりがあること 。また ,そのさま 。疎略 。下に否定の語を伴って用いることが多い 。「我も人も ,今日と明日との日なれば ,何がさて ―は御座らぬ 」〈浮世草子 世間胸算用 4 〉「ぢよせいなことはござりましねえ 」〈洒落本 呼子鳥 〉 →如才が無い →如才無い 二 (名 )〔論語 八佾 「祭如 レ 在 ,祭 レ 神如 二 神在 一 」による 。「如在 」と書く 〕神の前にあるがごとく ,つつしみかしこまること 。「先代には関白の後は ―の礼にてありしに 」〈神皇正統記 白河 〉〔もと 「如在 」と書き 2 の意であったが ,形ばかり敬意を表す意から , 1 の意に転じ ,「如才 」と書くようになったという 〕
如在
にょざい 0 【如在 】 →じょさい (如在 )