宿直装束
とのい そうぞく ―ゐ さう ―【〈宿直 〉装束 】官人が宮中で宿直するときの装束 。表向きでない姿 。朝臣は衣冠あるいは直衣 (のうし ),女房は小袿 (こうちき )と袴 。とのいぎぬ 。「大将 …―しかへて ,召しあれば参り給ひぬ 」〈宇津保物語 蔵開中 〉 →昼 (ひ )の装束