小鍛冶
こかじ ―かぢ 【小 《鍛冶 》】① 刀鍛冶のこと 。 →大鍛冶 (おおかじ ) ② 京都の刀匠三条小鍛冶宗近の作った刀 。また ,その流れをくむ刃物師などの作った刀 。③ 能の一 。五番目物 。刀を打てと ,勅命を受けた小鍛冶宗近は ,稲荷明神の助力を得て ,名刀小狐丸を打ちあげる 。④ 能の 「小鍛冶 」を歌舞伎舞踊化したもの 。長唄 「姿花后雛形 (すがたのはなのちのひながた )」,義太夫 「小鍛冶 」などがある 。