Sanseido Dictionary
山形
やまがた 0 【山形 ・山型 】① 山に似た形 。中央が高く両側に低くなる形 。② 灌仏会に飾る須弥山の形の作りもの 。③ 紋 符号などとして用いる ︿の形 。④ 「吉原細見 」で遊女の階級を示す ︿などの符号 。「―の星結納へさしさはり 」〈誹風柳多留 9 〉⑤ 的皮 (まとかわ )の別名 。⑥ 馬具で ,鞍の前輪 後輪 (しずわ )の中央の高い所 。⑦ 折烏帽子 (おりえぼし )の部分の名称 。「ひなさき 」の上 。最もつき出たところ 。⑧ 歌舞伎の立回りの型の一 。刀を上段から左に ,ついで右に打ちおろすもの 。
山形
やまがた 【山形 】① 東北地方南西部の県 。かつての羽前国全域と羽後国の一部を占める 。西は日本海に面して庄内平野がある 。ほぼ中央を北流する最上川流域に米沢 山形 新庄の盆地があり ,その東には奥羽山脈 ,西には飯豊 朝日山地がある 。県庁所在地 ,山形市 。② 山形県東部 ,山形盆地南部の市 。県庁所在地 。最上義光の城下町に起源を発し ,近世は堀田 水野などの諸氏が領した 。立石 (りつしやく )寺 (山寺 )蔵王温泉がある 。
山形
やまなり 0 【山 形 】山のような曲線を描くこと 。また ,その形 。やまがた 。「―のスロー -ボール 」