山田検校
やまだ けんぎょう ―けんげう 【山田検校 】[1757 〜1817 ]山田流箏曲の流祖 。江戸の人 。前名 ,三田斗養一 (とよいち )。医師山田松黒 (しようこく )に師事して生田流を学んだが ,河東節など江戸浄瑠璃の曲風を摂取して ,語り物的傾向の強い新流をひらいた 。代表作 「熊野 (ゆや )」「小督 (こごう )」「葵の上 」「長恨歌 」など 。