山部赤人
やまべ のあかひと 【山部赤人 】奈良前期の官人 歌人 。三十六歌仙の一人 。伝未詳 。万葉集所収の長歌 短歌五〇首から ,聖武天皇に従駕したこと ,諸国を旅したことが知られる 。短歌にすぐれ ,清澄優美な叙景歌が多い 。後世柿本人麻呂とともに歌聖として仰がれた 。生没年未詳 。〔後世 ,「山辺赤人 」とも書く 〕