延喜式
えんぎ しき 【延喜式 】① 平安中期の律令の施行細則 。五〇巻 。905年 (延喜5 )藤原時平らが醍醐天皇の命により編纂を始め ,時平の死後藤原忠平らにより927年完成 。施行は967年 。弘仁式 貞観式を踏まえて編まれたもので ,のちの律令政治の基本法となった 。② 堅苦しい ,形式ばったことを言う者へのあざけりの語 。「あら見られずの ―や 」〈太平記 35 〉