Sanseido Dictionary
建礼門院
けんれいもんいん ―もんゐん 【建礼門院 】[1155 〜1213 ]高倉天皇の中宮 。安徳天皇の母 。平清盛の次女 。名は徳子 。1185年平氏が壇ノ浦に敗れた時 ,安徳帝と入水したが助けられ ,京都大原寂光院に出家 ,御子と平家一門の菩提をとむらった 。
建礼門院右京大夫
けんれいもんいん うきょうのだいぶ ―もんゐん うきやう ―【建礼門院右京大夫 】[1157頃 〜?]平安末期 鎌倉初期の歌人 。世尊寺伊行 (これゆき )の女 (むすめ )。中宮平徳子 (建礼門院 )に仕えた 。平家滅亡後 ,後鳥羽院に出仕 。
建礼門院右京大夫集
けんれいもんいん うきょうのだいぶしゅう ―もんゐん うきやう ―だいぶしふ 【建礼門院右京大夫集 】家集 。二巻 。建礼門院右京大夫の自撰 。1232年頃成立 。平資盛 (すけもり )に愛された作者が ,平家滅亡後 ,悲哀をこめてその追憶を日記的に書きつづったもの 。