Sanseido Dictionary
御台
おだい 【御 台 】〔「御台盤 」の略 〕① 食膳 。「―もて参るをみれば 」〈宇治拾遺物語 7 〉② 〔中世以降 ,主として女性が用いた 〕御飯 。「白飯 (はくはん )山とは白い ―のこと 」〈狂言 岡太夫 〉
御台
みだい 【御 台 】① 身分の高い人を敬って ,その食事をのせる台をいう 。食卓 。② 天皇や貴人の食物 。おもの 。「とかくまぎらはして ―はまゐる 」〈源氏物語 夕霧 〉③ 「御台所 (みだいどころ )」の略 。「―君達まで皆引具し進 (まゐら )せて 」〈太平記 9 〉