批判的実在論
ひはん てきじつざいろん 8 【批判的実在論 】〔 critical realism 〕第一次大戦後 ,ドレーク ラブジョイなどアメリカの哲学者達が 「批判的実在論論集 」(1920 )で示した主張 。人間は客観的実在をそのままに知ることはできず ,ただ知覚与件としての性質複合を知るのみであるが ,それらを実在物の客観的性質と信じて行動するのであるから ,客観的実在は 「プラグマティックな 」見地から是認されるべきであるとする 。