抛入花
なげいれ ばな 4 【抛 入花 】生け花の形式の一 。文明時代 (1469 〜1487 )の後半に小座敷に飾る生け花として創出された 。花材をゆるやかにまげて花器に入れるとともに ,花器口に積むように入れる形のもの 。生け花 ② と交流して ,茶席を飾る生け花となり ,さらに享保 (1716 〜1736 )末年頃から日常生活の場を飾る生け花として用いられ ,多くの流派が生まれた 。