Sanseido Dictionary
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さしはさ む 4 【挟 む ・差 し 挟む 】(動 マ 五 [四 ])① 他人の話や考えに自分の言葉や考えを割り込ませる 。「人の話に口を ―む 」② ある考えを心中にいだきもつ 。「当局の発表に疑いを ―む 」③ 物の間にはさむ 。「本にしおりを ―む 」
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はさ む 2 【挟む ・挿 む 】一 (動 マ 五 [四 ])① 物を両側から押さえつける 。また ,二本の棒などで押さえて持つ 。「本を小脇に ―む 」「はしで ―む 」② ある物の間やすき間に物を入れる 。「本にしおりを ―む 」「パンにソーセージを ―む 」「菜の花を摘み取つて髪に ―みながら 」〈斑鳩物語 虚子 〉③ ある物を間に置いて位置する 。「テーブルを ―んで向かい合う 」「川を ―んで山がそびえ立つ 」④ ある動作の途中に他のことをわりこませる 。「一〇分休憩を ―んで会議を再開する 」「わきから口を ―む 」「疑いを ―む余地がない 」⑤ (「耳にはさむ 」の形で )聞き込む 。「小耳に ―む 」可能 はさめる 二 (動 マ 下二 ) 1 に同じ 。「左右の殿上人 ,階 (きざはし )を ―めて欄干に候て 」〈古今著聞集 19 〉