摩利支天
まりしてん 【摩利支天 】〔梵 Marīci 〕光 かげろうの神格化 。自らの姿を隠して災難を除き ,利益を与えるという 。もとインドの民間信仰の神であったが ,日本では武士の守り本尊とされ ,護身 富裕 勝利などを祈る摩利支天法が修される 。蓮華上に座す尺女像 ,猪 (いのしし )に乗った三面八臂の像などがある 。