Sanseido Dictionary
斎宮
いつき のみや 【斎 宮 】① 斎王 (いつきのみこ )の居所 。また ,その忌みこもる御殿 。② 神をまつる場所 。特に伊勢神宮 。「度会 (わたらい )の ―ゆ神風にい吹き惑はし 」〈万葉集 199 〉③ 大嘗祭 (だいじようさい )の悠紀 (ゆき )殿 主基 (すき )殿 。
斎宮
いみみや 【斎 宮 】 →さいぐう (斎宮 )
斎宮
いわい のみや いはひ ―【斎 宮 】 →いつきのみや 1 2 に同じ 。「―を五十鈴の川上に興 (た )つ 」〈日本書紀 垂仁訓 〉
斎宮
さいぐう 3 【斎宮 】天皇の名代として伊勢神宮に遣わされた皇女 。また ,その居所 。天皇が即位すると未婚の内親王または女王から選ばれ ,原則として譲位まで仕えた 。一四世紀の後醍醐天皇の代まで続いた 。斎王 。いつきのみや 。いみみや 。