Sanseido Dictionary
明石
あかし 【明石 】① 兵庫県南部 ,明石海峡に面する市 。住宅地 工業地として発達 。東経135度の日本標準時子午線が通過する 。近世 ,小笠原氏一〇万石 ,のち松平氏の城下町 。海浜は須磨とともに風光明媚をもって知られ ,古来 「明石潟 」「明石の浦 」「明石の泊 (とまり )」「明石の浜 」「明石の湊 (みなと )」などと歌に詠まれた 。「ほのぼのと ―の浦の朝霧に島がくれゆく舟をしぞ思ふ 」〈古今和歌集 羇旅 〉② 1 「明石縮 (ちぢみ )」の略 。③ 源氏物語の巻名 。第一三帖 。明石入道のもとに身を寄せた光源氏は ,入道の娘と結ばれるが ,召還の宣旨 (せんじ )を受けて ,帰洛する 。
明石
あかし 【明石 】姓氏の一 。