有心体
うしん てい 0 【有心体 】和歌の風体の一 。藤原定家が 「毎月抄 」で十体の中の至高の体としたものが有名 。対象を観じて得た ,その本質に対する理解の深さが現れている体 。うしんたい 。 ↔無心体 。 「もとの姿と申すは ,勘へ申し候ひし十体の中の幽玄様 事可然様 麗様 ―,これらの四にて候べし 」〈毎月抄 〉