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朝顔

あさがお がほ 2 朝顔 ヒルガオ科のつる性の一年草 。つるは左巻き 。多くは三裂した葉をつける 。夏から初秋にかけての早朝 ,漏斗形の花を開き ,昼前にしぼむ 。熱帯アジア原産 。日本には奈良時代に薬草として中国から伝来 。江戸後期に観賞植物として急速に広まり ,多くの改良品種が作り出された 。種子を牽牛子 (けんごし )といい ,下剤とする 。牽牛花 に釣瓶とられて貰ひ水 千代 漏斗形のもの 。特に ,男の小便用の便器 。かさね の色目の名 。表 裏ともに縹 (はなだ )または空色 。老人が秋に用いる 。キキョウの異名 。新撰字鏡 ムクゲの異名 。名義抄 朝の寝起きの顔 。野分のあしたの御 は心にかかりて恋しきを 源氏物語 藤袴 焼き麩 (ふ )をいう近世女性語 。ぼたもちを萩の花 ,麩焼 (ふのやき )評判記 色道大鏡 源氏物語の巻名 。第二〇帖 。

〈句項目 〉 朝顔の花一時