本地垂迹説
ほんじ すいじゃくせつ ―ぢ ― 1 1 - 4 【本地垂 迹 説 】本地である仏 菩薩が ,救済する衆生 (しゆじよう )の能力に合わせた形態をとってこの世に出現してくるという説 。日本では神道の諸神を垂迹と考える神仏習合思想が鎌倉時代に整備されたが ,その発生は平安以前にさかのぼる 。垂迹である神と ,本地である仏 菩薩との対応は必ずしも一定していない 。